こんにちは!インスタ編集部です!
今回は、「アメリカ英語を基準に英語の勉強をするのってどうなの?」という問題提起のもと、今後の英語学習について思うことを記事にしてみました!
この記事のポイント!
- 英語の勉強をする意味は?
- 日本特有の英語評価基準
- アメリカ英語を基準にするのは間違い?
- 日本の英語学習がつまらない理由
目次
はじめに
日本の英語学習を振り返って、中学〜大学まで英語を10年以上勉強して、しっかり使いこなせている人はどのくらいいるのでしょうか?
こどもの習い事がそろばんから英語に変化している今、英語はやはり勉強すべき!
日本の英語教育について考えつつ、日本人が英語に持ち続けている苦手意識を解消するにはどうしたらいいか?実際に僕が海外で感じた経験もふまえて記事にしました。
英語学習について考えるキッカケになれば嬉しいです!
小学校で2020年4月から英語が必修化!
2020年度より、小学校3年からの授業で英語が必修化となりました。
「読む・聞く・書く・話す」の4技能を重視して3~4年生で年間35単位、5~6年生で年間70単位を学びます。
大学入試にも変化が
大学入試でも要求される英語の内容が大きく変わっています。
スピーキング導入が見送りとなり、共通テストの内訳がリーディングとリスニング共に100点満点で、過去と比べてリスニング強化の流れになっています。
※従来は筆記200点 リスニング50点
今の英語教育は方向性含めてどうなのか?
世界は以前からこの方向にずっと進んでいて、日本はまだまだ遅いなという印象です。
入試でリスニングの配点が増えたんですけど、進学校の授業受けて英語をひたすら勉強して英語のコミュニケーション向上にどこまで時間を割いたかと言われたら疑問ですよね。
いい方向に向かってはいるけど英語が話せるようになるかはまた別問題で、まだまだ英語について改善するのが遅い印象です。
10年勉強してきたのに英語を話せない
そもそも中学3年間、高校3年間、大学4年間の合計10年間英語を勉強してきたのにほとんどの人が英語を使いこなせていないし、中学英語レベルであっても話せていないですよね。
小学校3年から必修化することでプラス4年間、合計14年間英語を勉強することになるんですけど、それだけ勉強すれば英語を使いこなせるようになるのでしょうか?
年数の問題ではなく教え方の問題
英語を何年勉強したかではなく、どう教えるかが英語学習の大きな問題になっています。
主には次のとおりです。
- 小学校は会話で楽しむことがメイン
- 中学校はスペルと受験対策
- 高校は文法と受験対策
上記のように最初に英会話をして、後は受験のために座学中心で学習し、学校に受かったら終了という流れが定着しています。
繰り返しになりますが、やってることがその時々違って一貫性がないのが日本の英語学習の問題点だと思います。
これでは英語を話せるようにはなりませんし、そもそもモチベーションが上がりません!
そもそも英語の先生が英語を喋れない
英語教師として日本語英語を喋って教えることはできるけど、専門的なディスカッションや円滑な英語コミュニケーションがしっかりできる先生が多いかというとそうでもないのが現状。
先生も教える英語の内容や、目的が違うのでやはり一貫性にかけています。
入試合格に向けた英語対策、英会話中心に教える先生など、英語教師と言ってもいろいろです。
そもそも文法は学校の先生が英語が喋れなくても教えやすいので、スピーキング能力はあまり重要視されていない現状はあると思っています。
なんで英語を勉強するの?
英語はツールなので、「英語を使って何をしたいか?」が明確ならモチベーションが上がるはずです!
例えば、それが韓国語であってもいいし、韓国語がわかればドラマがいち早くみられるとか。
「点数を取るために勉強しましょう」と言われたらモチベーションは下がります!
科目でいう英語って日本ならではの「我慢大会の種目」みたいになってるところがありますね。
みんなの目標も違うし、そもそも英語を活用する目標を持っている人の方が圧倒的に少ない!
やはりこのままだと、モチベーションはどうしても上がらないんですよね。
◆関連記事:30代から英語の勉強は無理?私が1年で話せるようになった方法!
日本特有の英語評価基準
学校の英単語帳に出てくる単語とは違うんだけど、意味が大枠合ってる単語を学校で解答として出すと、それは不正解になるのってどうなんだろうと思ったことが多々あります。
大枠が理解できていれば文章読解はできるはずで、ここを不正解にされるとモチベーションが下がるのは当然でその辺が本当に受験向けだなと。
意味合いが合っていれば、間違っていても英語が使えている時点で加点しないと、勉強するのが嫌になります。
例えば楽器にしても「正しい指使いじゃないからその演奏はだめ」なんて言われたら嫌になるのと同じです!
最初は間違ってもいいぐらいの余裕をもった状態でスタートして、たとえ間違っていても使い続けるうちに「もっと精度を上げていきたいな」と思ったら、少しづつ直していけばいいと思います!
英語を使って何がしたいか?
僕は英語を勉強する理由はいろいろあったんですけど、サッカーの実況を日本語で理解したかったというのがあります。
元々海外サッカーを見るのが好きで、それで外国に興味をもちました。
英語実況を聞いていると言い回しがかっこよくて「何て言ってるんだろう」と思ったのが英語を勉強するキッカケでしたね。
実戦でもその方がわかりやすくなると思うし、意外に語学学習ってそうゆうことなのかなと思います。
英語能力は情報収集に力を発揮する
英語がわかると得られる情報量が多くなるし、視野も表現力も増えるのでプラスしかないです!
特に、世界の情報源に触れることで情報を理解することができるので、
「理解できる言語が日本語だけだとやばいよね」
「とりあえず最低限英語くらいはできるようになっといた方がいいよね」
っていう空気作りがこれからは大切だなって思います!
「日本で英語使える人が少ないからもっと積極的にやった方がいい」ということです。
アメリカ英語が正解だという思い込み
英語ってアメリカの言葉っていうイメージがどうしても強くて、リスニングにしてもアメリカ英語を基準に聞き取りをしますよね。
これが結構現実的じゃないというか遠回りな気がしています!
この現状から見てとれるのが、多くの人が目指すべき英語力は非ネイティブスピーカーの使う英語力で十分であり、100%綺麗な英語を目指す必要はないということです!
アメリカ英語は難しい!
アメリカ英語をリスニングするにはスピードが速く表現も多岐にわたるため、学習教材としてアメリカ英語は難易度が高いです。
海外に行くと様々な人種の人と会話します。
非ネイティブの人たちは訛りも凄ければ、文法もまちまちで使う単語や表現も簡単なものばかりです。
表現方法が少ない非ネイティブスピーカーでも十分に生活していけるので、アメリカ基準で英語を学ぶのはすごくハードルが高いと思いますし、もっと自由に英語に触れるべきだと思っています。
◆関連記事:30代から英語の勉強は無理?私が1年で話せるようになった方法!
英語って使わないと簡単に忘れる
海外で働いた経験で言うと、日本に帰国してしばらくすると英語は次々と忘れていきます。
ものすごく英語学習に課金したけど、ものの見事に悲しいほどに忘れていきました。
働いているときは電話を取ったりメールしたりで英語をいっぱい使ったけど、帰国したらどんどん忘れていくんです。
目的が働くためだけに限定されていると、環境が変わった途端に英語が自分の中から消えていく感覚はなかなか辛かったですね。
今では勉強し直し当時よりも英語力はあると思っていますが、目的がなければそうはならなかったと思います。
【結論】目的を持って自由に勉強しよう
日本にいてもそうだと思いますが、英語圏の人は特に英語喋れて当たり前のテンションで話しかけてくるので、自分が英語を喋れても「え!英語しゃべれるの?」ってならないのはあるあるです。
それくらい英語は英語圏の人にとって当たり前の言語ですし、言葉はやっぱりリアルタイムでつたなくてもコミュニケーションがとれた方が絶対に良いです!
何度も言いますが英語を勉強するには目的が重要です。
今はYoutubeとか世界のコンテンツをいつでも気軽に見られる環境です。
結局みんな日本語のコンテンツしか見れてないのに、それだけで満足しちゃってるのはとても勿体無いなと感じています!
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